手作りゲーム指南
こちらではマグネットシートを活用した遊び方を2つご紹介します。ひとつは、切って貼るだけで完結するゲーム。もうひとつは、戦略を練って遊ぶタイプのゲームです。
■準備をしよう!
シートはそのままでは使用出来ないので、目的に合わせてカットする必要があります。この時に必要となるのが、ハサミ。もしくはカッターです。どちらも刃物なので、取り扱いには十分にご注意下さい。
それ以外に何か必要かと言えば、磁力を発揮させるスチール製のボードが必要となります。また、油性マジックなども用意しておくと、よりシートが使いやすくなります。
■コマにして使う
シートを適当な大きさにカットして、コマとして使用する。基本となるのはこの考え方です。これを踏襲すると、話題の将棋から囲碁、オセロにチェッカーなど様々なゲームが行なえます。
磁石の特性をフルに活用すれば、ゲームを行える場所が無限に広がります。スチール製のボードさえあれば、激しく揺れる状況であっても、水の中であっても、盛り上がることができます。
また学校の黒板を利用して、巨大なボードゲームなどを多なってもよいでしょう。遊び方、そして遊ぶ場所はアイデア次第で広がります。
■戦略的テーブルゲームを行う
将棋やオセロなどに代表される戦略的テーブルゲームです。しかしそれらを行うには、ある程度のコマ数が必要になります。シートの量にもよりますが、なかなか全コマを作るには骨が折れる・・・。そこで、コマ数が少ないのに、立派な戦略的テーブルゲームを提案します。
それは『海戦ゲーム』と呼ばれる物です。『戦艦ゲーム』や『軍艦ゲーム』とも呼ばれます。
ローカルルールなども存在するほど、浸透しているゲームなので、一度はプレーされたことがあるかもしれません。海戦ゲームの良い所は、コマ数が極端に少なくて済むことです。その数は戦艦(1枚)巡洋艦(2枚)潜水艦(3枚)の計6枚。プレーヤーは2人が基本なので、合計しても12枚のコマがあれば成立します。
実際にゲームを行う盤面は、プレーヤーの陣地、それを区切る中央の衝立(目隠し効果)です。これならば比較的はじめやすく、なおかつ本格的に白熱する展開が期待できるのではないでしょうか?
不要になったシートを単純に処分してしまうぐらいなら、こうした遊びを行ってから捨てても良いのではないか?と言うことから提案させていただきました。参考になれば幸いです。