避けるべき使用環境
各種用途で、オリジナルマグネットシートを作成した際、それを使用する上で、注意しなければならないポイントがございます。こちらでは、避けるべき使用環境として、3つの環境をご紹介致します。ご参考になりましたら、幸いです。
■高温&低温の場所でNG
マグネットシートは、高温の環境では、磁力が思うように働かない場合がございますので、ご注意下さいませ。
60度以上になる環境では、磁力の低下もさる事ながら、シートの変形や劣化、印刷が剥がれる恐れがございます。
なおマグネットシートは磁力を有したシートですが、磁石とは違い、低温にしても磁力に変化を見ることは出来ません。
もちろん純粋な磁力自体は、性質上、より強力になるかもしれませんが、シートを形成しているゴム素材の影響によって、冷やすと硬くなると言う性質がある為、結果的につきにくくなります。
また一時的な保管、もしくはシーズンごとの保管などを行う際にも、当然ながら60度以上の高温になってしまうような状況では、シートを保管しないようにして頂くよう、お願い致します。
■シートの素材が嫌いなものはNG
オリジナル作成されたシートも、既製品として販売されている物でも、近づけると変質や変形、劣化、印刷やプリントの剥がれを起こす可能性のある状況や物質がございます。
特に熱やガソリンと言った日常生活の中で触れる事のある物であっても、マグネットシートは苦手としております。コレはシートを形成しているゴム素材が変形してしまう為です。ただし、磁石自体が変化してしまう事はございません。
総じて、シートの中にあるゴム素材が嫌う物は苦手です。
■近づけてはダメなものはNG
シートはゴム素材と磁石素材が融合して製作されたものです。金属にくっつき、販促等に便利ではあるのですが、この磁力が苦手だという物が、日常生活にはあふれています。
有名な所では、磁気カードです。さすがに1枚のマグネットシートの磁力で、破壊してしまうのは難しいと言われますが、それが長時間接触し続けた場合などは、注意が必要になってきます。これには時計や医療機器なども含まれます。
以上がオリジナル制作した際に、注意して頂きたいポイントとなります。